テキストは、生徒さんひとりひとりの個性に合わせて、生徒さんと相談しながら、どの教材を選ぶか決めています。
年齢や、理解度、ピアノを習う上での目標や、こんな曲が好きという傾向を総合的に考えて選択しています。
この本やりたい、この曲弾きたいと思うものを持ってきていただくのも大歓迎です。
導入期の生徒さんの使用テキスト例は、
♪ミッフィーのピアノ教本
♪バスティン・ピアノパーティー
♪バーナム・ピアノテクニック
♪オルガン・ピアノの本
♪うたえる!ひける!ピアノ曲集
♪ぷりんと楽譜「ドドドドラえもん」「シャオイーシャオ」
です。
ミッフィーのピアノ教本は、おもに幼児向け。
この教本の目的は、曲の雰囲気を感じ取り、曲にふさわしい演奏をすること。
弾くこと自体は簡単です。でも、ただ弾くのではなく、元気のいい曲は元気のいい音が出る弾き方、静かな曲はそっと弾く弾き方を身に着けます。
例えば、『そーっと』という曲。
「わにさんが寝てるから、おこさないようにそーっと歩いていこうね」と言って、
まずは、曲に合わせて先生と生徒さんとで、そーっと歩きます。
そして、ドレミでそーっと歌い、歌えるようになったら、鍵盤でそーっと弾きます。
わにさんが起きてしまったら大変なので、こどもたちは一生懸命、小さな音で弾いてくれます。
どんな音を出したいか自分で考えることは、ピアノ演奏にはとても大切です。
それを、とっても楽しく学習できるのが、この教本です。
また、CDも付属していて、CDに合わせて弾くことで、耳の力とリズム感も養えます。
音符を読む目的はありません。
ほかのテキストについても、またご紹介します。
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