昔のコンクールを思い出した

今日は、我が子の通うピアノ教室の生徒さんたちの弾きあい会でした。

(自分の子にはピアノを教えようとしてもレッスンにならなくて、先輩先生の教室に通わせています(;´∀`))


コンクールを控えた生徒さんたちの真剣な演奏は、聴いていて心にぐっとくるものがありました。


そして、聴きながら、自分が子どもの頃にコンクールに出たことを思い出しました。


私は小さい頃はエレクトーンを習っていたので、エレクトーンのコンクールでしたが。正確にはエレクトーンではなく、ビクトロンという名前の楽器でした。当時、今はなきビクター音楽教室に通っていました。


コンクールで、自分の演奏前の紹介コメントを司会の方が読まれているときに、コメントに笑ったお客さんがいて、
でも私は、
「そんな笑いは演奏で吹き飛ばしてやる。見てろよ〜!」
と自信満々だったなあ…とか(笑)


演奏が終わって衣装を着たままトイレに行ったら、そこで鉢合わせた方に、
「演奏良かったです!感動して涙が出ました!」
と言われたのに、
「演奏で涙が出るって意味わからん!ぷっ
!」
と思ったなあ…とか。
生意気〜(汗)
今考えたらこっちが涙出そうなお言葉なのに、
子供だった私には、音楽を聴いて涙を流すという気持ちは、まだなかったな…。


こんなことを、まるで昨日の事のように思い出しました。


コンクールに出て、ツラい時もショックで泣いた日もあったけど、
「努力すればいつかきちんと結果が出るんだ」
ということを子どものうちに体感することができたことは、
私のその後の人生を変えました。
ビクトロン以外のことでも、なんだってやればできるという気持ちで色々なことに挑むことができました。


また、トイレで感動しましたと言って頂いたことは、当時はわけがわからなかったけれど、
成長するにつれて自分の財産となり、
「人に心を伝えられる演奏をしたい」というのが私のモットーになっています。


そんなこんなを色々と思い出し、とても幸せな1日でした♡

しあわせ音楽教室

東大阪市にあるピアノ教室です。 美しい音を目指して、楽しみながら音楽力がつくレッスンをしております。

0コメント

  • 1000 / 1000